「意見が言えない」
自分を犠牲にしてでも、人への気遣いができる人。思慮深く争いを好まず、自分が退くことで場の安心安定をつくれる。協調性を大切にして、チームで協力して何かに向かっていく時に、人を支える役割を果たしてくれる。間違ったことを言うことで、人を傷つけてしまったり困らせたりしないように意識できる優しさを持っている。
by リフレーミング辞典(なおき)
自分の意見を積極的に言える人、逆に言えない人。
どちらがイイって正直言えないですよね。
いつも意見を言う人は目立ちます。
でも、煙たがられることもあるでしょう。
そして、意見を言わずに受け容れてくれる人が
いるから世の中成立しています。
要は、バランス。
自分の意見が言えない理由って、
大きく分けるとこの2つかなって思います。
・自分の意見がわからない(言語化できない)
・自信がないから言えない(否定されたくない)
そもそも意見があるか?意見を言いたいか?
その2点。
これって、シンプルに言うと
その場に対する「慣れ次第」なのかなとも思います。
私は、リーダー業が多かったので
比較的自分の意見を言うタイプでした。
でも、ある時、部署が変わって
わからないことが多くなりました。
なんとなく意見を言いたくても、
まだ、この部署の知識が足りないから、
そもそも意見を言語化できずモヤモヤしてました。
また、知識がついても他のメンバーがよくわからず、
この言葉を言うと傷つくかな、この意見は、
この部署ではもう議論されてるなら無駄かなとか。
もう色々考えちゃって全然意見が出ませんでした。
以前の部署くらい意見が言えるようになったのは、
半年~1年くらいかかりました。(^_^;)
意見が言えないって、大きく環境が影響するんだな。
って、すっごく理解できた時でした。
よく言われますが……
意見が言えない人は、こんな過去をお持ちの方もいるかもしれません。
・親の過保護、過干渉を受けて自分の意見を考える必要がなかった。
・親の主張が強くて厳しくて自分を抑えてばかりいた。
だとしたら、その環境に慣れちゃったから、
他の環境に慣れるのに時間がかかっているだけかもしれません。
環境によっては、自分を控えて場を安心安定の場にすることも大切。また、そういう人が存在してくれるから、気持ちよく意見を言える人がでてきます。自分を抑えることで場をつくってくれているのです。
意見を言えずに流されることが悪いことではありません。それにより、自分がモヤモヤしたり、もっと伝えたいことがあるなら、その方法を考えればいいだけ。
私が相談を受けた方に、ずっと身近な人との敵対関係で苦しんでいた方がいました。そこで、心理学的なコミュニケーション法を面談を通して学んで頂いたことがあります。最初は苦労していましたが、急激に関係性が変わっていきました。ずっと自分に文句や無理ばかり言ってくる、その方をずっと敵だと思っていたのです。でも、少し視点を変えてコミュニケーションの言葉も変えていくことで、その方が実は自分のことを考えてくれている味方だと思えるようになったら、すごく良好な関係になって、自分の意見をその方に遠慮無く言えるようになった方もいました。
意見が言えないって、環境や関係性が変われば意外と簡単に変わることもあります。
その場に慣れていけば、意見は次第に言いやすくはなるはずです。
意見を言わなくちゃって思う必要はありません。流されたっていいのです。
ただ、何かこれは言いたいってことがあれば、言える自分も育てられるとイイよね。
↓ 過去の『短所は長所』のまとめ記事はこちら
↓ みんな違うから輝く!意見を言う人も言えない人もいてイイ!
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そんな想いが実現できるように応援します!
お読み頂き、ありがとうございました。
キャリア専門カウンセラー なおき
(熟練レベル国家資格所有、年間面談実績700件以上)
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>SW-challengeさん、コツコツと小さな目標、自分との約束を果たしていくことで、自分に信頼される自分でありたいなって思います。いつもありがとうございます!
>mimi7tanさん、コメントありがとうございます。響いたようで何よりです。
>myuhikaruさん、何か記事の内容と自分自身と繋がることがあったみたいですね。今はこの1ページを読もうと決めて、読むといつの間にか10ページも読んじゃったってなります。逆に、この本を今日中に1冊読み切らなきゃと思うと10ページしか読めなかったとなります。小さな自分との約束をコツコツ重ねていくの大切にできるとイイですね。こちらこそ、いつもありがとうございます!