大量に本を読んでいるのに、
なかなかその知識を活かすことができていない。
今日は、そんな思いのある方へのメッセージです。
何冊読んでも、仕事に活かせないシンプルな理由
大量に本を読んでいるのに、
その知識を活かせている実感がない。
というのは……
色んなセミナーで資格やスキルを学んでいるのに、何も変わらない。
仕事でも自分なりに頑張っているのに、何も変わらない。
という思いにも繋がります。
今の自分が、
何か無駄なことをしているのではないか……
という不安を常に感じているということはありませんか?
これの理由って、実はとてもシンプルです。
その行為の目的だから
です。
私が読書で得たかったのは、知識でなく「足りない自分」の確認
昔の私が、実はそんな思いがすごく強かったんです。
それこそ趣味に、読書と書くくらい本を読んでいました。
学生時代から年間50冊以上読んでいたし、
1日に1冊読んでいた時期もありました。
今は幅広く読んでいますが……
当時は、いわゆる自己啓発本を年間100冊以上は読んでいました。
色々と意味あるものにしようとノートにまとめ直すということもしていました。
全く無駄だったとは思いませんし、価値もありました。
でも、時間と労力をかけたわりに価値をあまり感じませんでした。
それが本当に辛かったです。
当時、自分の足りないところばかり見ていたので
なんとか仕事でも、気持ちの面でも、知識を身につけ活躍していこう、稼いでやろう!と思って、大量の本に、毎週のように様々なセミナーにも通っていました。
「何のため?」って行ったら、
足りない自分をどうにかするためです。
だから、本から何かを得るって事より
いっぱい本を読んでる自分格好イイ!的な思いが強かった気がします。
だから、読みもしない本を買って、読みたい本を積んでました。
そして、それがまたプレッシャーでした。
いわゆる「積ん読」状態ですね。
言い方を変えると、
本を読むことより、本を持っていることで安心感を得たかった。
足りないからこそ、こんなに本を持って頑張ってるぞって。
足りない自分であることを確認したかったんです。
ほら、まだまだ知りたいことあるよね?
こんなことも知らなかったから、ダメだし足りないんだよ!って……
だから、その目的通りに、
足りない自分、まだまだ知らない事がある自分がわかりました。
そして、仕事や私生活に知識は活かしきれませんでした。
「目的」さえ決めれば、その通りに私達は進んでいく
今は、以前に比べれば読書量が減った気もしますが、かなり活用できるようになりました。
それは、目的を持って読書するようになったからです。
「メールサポートをもっと強化したいから、この本で知識を得よう!」
「自信を強化させる他のアプローチを学ぼう!」
「この年齢の子供の心理状態や声がけを参考にしたい!」
など、具体的に仕事や私生活に必要なことを、目的持って読む。
本当に必要なことと考えているから、
すごくリアルに感じるし、集中力も違います。
すぐに実践する場も想像できるから、行動にも繋がりやすいです。
様々な速読法の本やセミナーにも参加してきましたが、実はこの「目的を明確にする」という考え方は定番の考え方です。
目的が明確だと、
「本を最初から最後まで読まなくちゃいけない」
「書いてある全てを活かさなくちゃいけない」
とかのプレッシャーもなくなります。
必要なことだけ読んで自分のチカラに変えればいいのです。
あなたは、どんな目的で本を読んでいますか?
ダメな自分を確認したいためですか。
それとも、必要なことを学ぶためですか。
ちょっとした意識だけで、
本を読む速度も格段に上がりますし、
書かれていることを仕事や生活に活かせるようになりますよ。
↓ 今日の記事とすごく繋がる「しくじり先生」のお話です。
↓ 目的が見えなくなっているなら、自分のワクワクを確認してみるのも一つ。
↓ 目的意識で、仕事の仕方も変わるよって話
↓ 外部記事ですが、
「自己啓発本は風俗」という例え、面白いな~と感じました。
当時は、私もまさに風俗的な読書していました。
お読み頂き、ありがとうございました。
キャリア専門カウンセラー なおき
(熟練レベル国家資格所有、年間面談実績700件以上)
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