感情を自覚して、自分自身をよく理解すること。
それが自信に繋がる。
マインドフルネスの第一人者とも言える
チャーディー・メン・タン氏の本
「サーチ・インサイド・ユアセルフ」。
そこに自信を育てるヒントがありました。
情動の自覚 ⇒正確な自己査定 ⇒自信
by サーチ・インサイド・ユアセルフ
簡単に言うと、
感情を自覚して、自分自身をよく理解すること。
それが自信に繋がる。
と私は解釈しました。
今日から2回に分けて紹介します。
今日は、感情(情動)の自覚についてです。
自信がないと感じているあなた、
結構すぐに感情的になってしまうことはありませんか?
すぐに怒る、すぐに泣く、等。
急激に感情が動く時ってあります。
でも、すぐに感情的になってしまう方は、
自分に自信がない方も多いです。
感情にすぐ支配されるのは……
今の状態では物事を解決できないため、
感情を使わないといけないと無意識的に感じているから。
例えば、すぐに怒る人。
冷静に相手に伝えればいいのに、
それだと人に伝わらないから、怒りという感情を使います。
相手より優位に立ち、屈服させたいために「怒り」を使っているのです。
その方が自分が言いたいことが勢いで言えるから。
実際、怒っていた方が相手は話を聞いてくれやすくなりますしね。
一時話題になったアドラー心理学の考え方でもありますが、「感情」は無意識に使っている目的のための手段としても捉えることもできるのです。
でも、これでは相手とは良好な関係は築けません。
加えて、聞いてはくれているけど表面的にだけ。
感情的に言われた言葉なんて、相手の心に届くわけがない。
自分に自信を持ちたいなら、
感情にコントロールされている自分を知ることです。
本にはこうあります。
情動の自覚
・自分の情動を明確に捉える
・自分を第三者の視点から眺められる
・情動経験について客観的になれる
by サーチ・インサイド・ユアセルフ
今湧き出る情動って何のためのものなのか?
他の人から見たら、自分はどう映っているのか?
そうやって情動、感情を客観的に気付けるかです。
実際に、
自分に自信がなく自己肯定感が低い。
そんな方は面談でも、自分が気付きたくない点を気付かされると感情的になることがあります。男性でも急に泣き始める方もいます。
1時間の面談ずっと怒鳴られたこともあります。(^_^;)
でも、繰り返し面談をしていると気付きます。
その感情自身に、本来の自分が支配されているって。
何か変わろうとした時に、
いつも弱い自分を守るために感情が出てきて邪魔してるって。
そこに気付く勇気が育った時、人は変わります。
そんな自分もいるんだって冷静に見られるようになる。
情動が問題なのではなく、
情動により自分が自分でなくなるのが問題。
自分はこういう人なんだ。
こんな時につい感情的になってしまう自分がいる。
でも、それって自分にこんな気持ちがあるからだ。
そうやって客観的に自分を見つめていけると
行動も変わってきます!
あなたは、
感情に支配されて自分の成長を止めていませんか?

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法
- 作者:チャディー・メン・タン,ダニエル・ゴールマン(序文)
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2016/05/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
お読み頂き、ありがとうございました。
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