「ありのままの自分が大事!」
「頑張り過ぎず、頑張らなくて大丈夫!」
「自分の性質に合わせて生きていこう!」
私自身、こんな言葉に救われた時代もありました。
が、常にこれが正解と自分で考えなくなると
うまく行かないこともあるなとも感じます。
今日は、そんな話です。
正解通りにやっても上手く行かないのは……
人は正解を求めます。
「この困難を乗り越える方法は何か?」
「この転職を成功する方法は何か?」
「やりたいことをみつけるには?」
成功者によるセミナーや本等々、
ある種の正解を得られる機会は多いですが、
その通りにやっても上手くいかない人はいきません。
その多くは、
それしかない!それが絶対!と考えて
妄信してしまうことかなと思います。
そうすると、状況に関わらず
自分で考えなくなり思考停止に陥ります。
面白いエピソードがあるので紹介しますね。
とある小学生の子供が不登校になりました。
両親が相談機関に相談したところ、
カウンセラーが「子供の意志を尊重しよう!」
心の回復を待ちましょうとの方針を立てて
学校に一切関わらないようにしたそうです。
父親も心理学をかじっていて
カウンセラーの方針に大賛成。
母親は納得してなかったけど信じてみた。
だけど、1年経っても何も変わらない。
それで別のカウンセラーに相談することになった。
そんな話です。
↓ こちらから引用した話です。
このエピソードに対して著者は、
子供の意志を無条件に尊重するやり方を
年齢を無視した不適切なものと書いています。
登校刺激をすればいいということでもありません。
人や状況に合わせた対応が必要だと書いています。
私も、セミナーや本など、実際に成果を出している不登校支援の方の話も聴きますが、「子供の意志を尊重する」「子供の好きなようにさせる」これはよく聞く対処法です。
でも、人や状況に合わせて考えることが大切で、絶対的な正解なんてないのです。
誰かに言われた正解に妄信して
思考停止にならず、常に自分で考えていくことが大切。
セミナージプシーやセラピストジプシーになる人は、このパターンにハマっている人も多い気がします。
本当はどうなりたいのか?目的に向けて考え抜こう!
「ありのままがいい」「望めば叶う」とか
「頑張り過ぎず、頑張らなくて大丈夫!」等
そういう考え方、私も大好きですが……
やっぱり多くの面談をすればするほど考えさせられます。
そんな簡単なことじゃないって。
一時期、有名なカウンセラーさんが
「頑張り過ぎず、頑張らなくて大丈夫!」
「頑張らないことを頑張ろう!」
ってなことをよく話していたらしく、それに影響を受けてか「頑張らないことが正解」のように話す方を何人も面談したことがありました。
有名な方が話しているのだから、それが正解。
だから、ただ頑張らなくなった。
辛いことをただ辞めた、諦めたって。
人によっては、それで上手く行くこともあるでしょう。
でも、頑張る量をただ減らしただけでは、上手くはいかない人もいます。
だって、問題は……
どれほど頑張っても足りないと感じる自信のなさだったり、環境の中で誰の役にも立てていない罪悪感だったり、そもそも行動に対する失敗への怖れからだったりするからです。
また、
もっと成長したい!新しい未来をつくりたい!
その目的のために選んだ正解や手段だったはずなのに、その手段を実行することが目的に変わってしまう人も多いです。それでは元々の課題が解決するわけがありません。
他人が言ったからではなく、
その正解に従うことで、本当はどうなりたいのか?
自分自身が解決すべき、本当の課題は何なのか?
そこに向き合う勇気がないと、なかなか変化は訪れずれません。
だから、私は安易な正解を伝えて
その場の問題を解決させるのではなく……
目的のために追求できる力、
今後、問題があっても自分で解決できる力を
伸ばすお手伝いをしていきたいな~。
人生に正解なんてありません。
転職も就活も同じ。絶対的なやり方なんてありません。
思考停止せずに、常に自分で考えること。
それを大切にしていきたいですね。
↓ できない理由、いっぱい探していませんか?
↓ やる気が出ずに行動できないと感じる方はこちらもどうぞ
もう30代、「今のままではいいのか?」
自己肯定感を高め、仕事も生活も充実させたい!
そんな想いが実現できるように応援します!
お読み頂き、ありがとうございました。
ワークライフバランス相談カウンセラー なおき
(熟練レベル国家資格所有、年間面談実績700件以上)
↓クリックやブックマークもらえると
とても励みになります!(*´▽`*)
@nao_wtをフォロー ←更新情報はこちらから!
★過去記事のブックマークコメント感謝!
>SW-challengeさん、いつもありがとうございます!
>hinokinatsumeさん、営業は性に合わない人多いですよね。私も得意ではないな~と感じて、逆に営業が得意な人がうらやましかったし、すごいな~ってわかりました。ただ、やってみて営業って色んな形があるんだな~とは感じました。コメントありがとうございます!