突然ですが、働く人は下記のように選別されていっているようです。
①稼ぐ人 ~勤務先を辞めても稼げる実力のあるタレント
②安い人 ~パートのように単純労働を切り売りする人
③余る人 ~給与に見合う仕事ができずに辞めて欲しいと言われる人
この選別や、その抜け方について書かれているのがこの本。
すごく興味深い内容でした。
稼ぐ人は、仕事で遊んでいる
稼ぐ人になる7つの「才」というのが書かれているのですが、その一部を紹介します。
その「才」の一つが、
仕事で遊んでいる
これすごくわかるな~って気がします。
自分が尊敬する経営者や全国で講演やセミナーをされている方々は、
自分が好きな占いを面談等に取りいれて楽しんでいたり
自分の好きなスポーツやドラマから、仕事に繋げていったり
面倒くさいと人から思われることをやって驚かせて、楽しんでいます。
本にこんな言葉があります。
ゲームや趣味やスポーツが遊びである所以は、
「自分で選択してやること」と
「やればやるほど上達して面白くなること」という二点にあります。
自発性と成長が遊びのキーワードです。
仕事で「遊び」を取りいれよう!と
言われても、なかなかできないかもしれないけど
自分が自ら考えて、成長できる仕事をつくる
そう考えると、できなくもない気がしませんか?
例えば、
少し興味のある仕事に対して
「これ自分がやらせてもらってもいいですか?」
と新しい仕事にチャレンジしてみる。
仕事を増やす余裕がないのであれば、
少し自分なりに、仕事の仕方を工夫してみる。
excelでこの関数を使ってみようとか、
報告の時に、結論を先に言うことに注意しようとか
ちょっとしたことでも意識することで必ず成長していけます。
「自分の仕事」をすることで「稼ぐ人」に!
7つの「才」と書きましたが、著者によると
それらは一つのことを示しているそうです。
それが「自律」。
自分で考え、自分で感じ、自分で行動し、
(その結果を)自分で検証し、自分で改善していく
という意味での「自律」。
そういう意味では、
上司に言われた仕事かもしれないけど
それを「やらされる仕事」でなく、
「自分の仕事」となるように自分で考えて行動することです。
私は、朝、近所のビルを通るときに清掃員によく会います。
一人は、無言で愛想無く清掃をしています。
一人は、誰かが通ると止まって一人ひとりに挨拶をしてくれます。
後者の人が仕事をしている時は、
私も自分から「おはようございます!」と挨拶して
とても気持ちよく職場に向かえています。
後者の清掃員は、清掃以外にも、
私の一日のスタートをとても気持ちよくする仕事までしているのです。
こんな些細なことですら
人に喜びを与えられるし、役立つことができます。
これこそ「自分の仕事」をしているよね。
好きな仕事でないとダメ!
もっと仕事に遊びを取りいれ楽しまなきゃ!
と力む必要なんかない。
ちょっとした仕事でも
自分で考えて、自分で行動する。
これが「仕事で遊ぶ」ってこと。
ほんと、これだけでも仕事って大きく変わると私は思います。
・自分が成長できることをやる、成長を楽しめると稼げるようになる
転職活動に少しでも参考になれば嬉しいです。