新しい自分に変わるための「自信の育て方」

30代で変われた私の気づきとキャリアチェンジ。元ゲームプランナーのプロカウンセラーが変わるキッカケをつくります。

【自己一致】イライラしてしまう自分を好きになれない理由

憎しみ、敵意、怒り、自己愛などに捕らわれているとき、人間は、真実を見る目を失っており、いやでも不正義を見ることになります。

by ジェームズ・アレン(原因と結果の法則③)

 

 

仕事をしているとイライラすることがあります。

「こんな場で仕事をやっていられるか!」って。

 

でも、ふと我に返ると、

感情的になってしまって上手く行かなかったり

周囲に当たりすぎてしまい反省することもあるでしょう。

 

そんな気持ちや感情に自分が支配されて

うまく動けていないように感じる方に送ります。

 

 

猫、イライラ、怒り

 

 

 

  

感情や欲望のままに生きられることは、不自由

 

本当かどうかは知りませんが…

聖書の次に多く読まれている?とも言われる

「原因と結果の法則」

 

「原因」と「結果」の法則

「原因」と「結果」の法則

 

 

 

 上司や同僚、パートナーに対する嫉妬や怒り、

 

なんで自分は評価されないんだという不満、

そんな気持ちが人を、感情の奴隷にします。

 

 

誰かに対してイライラしたり、

他人や環境に対してイライラしたり、

もしかしたら、

そんな自分に対するイライラもあるかもしれません。

 

でも、そんな感情の奴隷になっていると、

人はなかなか自由には生きられません。

 

 

だって、感情にコントロールされてるから……

 

本当の自由とは、欲望に縛られないことだ

by イマヌエル・カント(哲学者) 

 

こんな言葉もありますしね。

 

感情や欲望のままに生きている。

実は、それこそが不自由なのです。

 

 

 

感情を使って、自分に嘘をついてしまう

でも、こう考えてしまいますよね。

感情や欲望のままに生きられるのが自由だ!

 

でも、感情にコントロールされて

怒鳴ってしまったり、我を忘れてしまったり
そんな自分が好きにはなれない人は意外と多いです。
実際、そういった悩みも聞きますしね。
 
だから、怒りをコントロールする
アンガーマネジメントもはやりました。
 
 
 
実際、感情的になると「我を忘れます」。
自分自身を忘れて感情に支配されるってこと。
 

感情を使うことで自分自身に嘘をついている。

自分の本音と向き合わずに偽っている。

 

だから、

自分を好きになんてなれないんです。

 

今の自分に合う仕事に出会うために、

「大切なのは自己一致」です。

 

 

ジェームズ・アレン氏が言うように
感情的になって自分を貫けないのは、
真実を見る目を失って不正義な状態になっているだけ。
 
感情のままに生きているだけなら
動物と変わりませんしね。
 
 
人間には、感情もコントロールできる
理性があります。
 
その理性や思考も、
感情とともに自分にあったバランスで
使う必要があります。
 
それなのに、感情ばかりに目を向けても
上手くなんかいくはずがなんかないのです。

 

 

 

イイ人になってもいい

イイ人になるな!ってことを訴える。

そんな本を、ここ数年よく見かけます。

 

イイ人になりすぎると損をするから。

 

私も何冊か読みました。

納得できることも確かにありました。

 

 

でも、「原因と結果の法則」の言葉を読んで

弱い自分が逃げていたことも感じました。

  

「あまりにも善人すぎると、苦悩が絶えない」などという迷信を受け入れることは、自分自身を改善する努力を放棄したい人にとっては、好都合なことかもしれません。
by ジェームズ・アレン(原因と結果の法則より) 

 

 
人はすぐに自分を守ろうとします。
 
あたりまえなんだけど、
できない自分なんて認めたくない。
やらない自分なんて認めたくない。
 
だから、
今の自分を守ろうとして必死になります。
新しい自分に変わらないために。
 
 
だから、
自分はイイ人なんだから仕方ない。
自分は損をしているのは、いい人だからだ。
それなら、仕方ないじゃんって。
 
 

感情の目的も同じです。

今の自分を守ること。

 

今の自分を変わらずに維持するために

感情は生まれているのです。

 
自分が上手くいかないのは、
パートナーや上司が協力してくれないから。
それでイライラすることで、
パートナーや上司を原因にしてしまう。

 

いつもやる気が出なくて動けないのは、

お金もなく、やる気の出る環境じゃないから。

そうやって環境のせいにすることで

自分は変わらなくてもいいって考えてしまう。

 

 

怒ったり、泣いたりした方が人は従ってくれる。

イライラしたり、やる気がないことを

見せることで周囲が心配しくれるから。

 

そうやって無意識に感情を使って

自分自身も周囲もコントロールしようとしてるんです。

今の自分のままでいようって。
 
それが何も変われない理由です。

 

  

 

激しい感情や気持ちには、目的がある

気持ちや感情がすぐに高まってしまったり、

すぐに何かを攻撃したくなってしまったり、

そんな自分に苦しんでいませんか?

 

逆に、感情を無理矢理押し殺しているような方も見かけます。

 

こういう方は、少し刺激的な話をすると、

普段は表情を出さないようにしているのに

急に表情が変わります。

 

ものすごく自分を抑えているんだなって

それだけ変わることや本来の自分を出すことに

対して臆病になっているんだなって感じます。

 

 

本当は中にとても熱い気持ちを持っているのに

それを抑えて抑えて、自分がよくわからなくなってる。

そんなことはありませんか?

 

 

激しい感情や気持ちには、目的があります。

もしかしたら、今の自分を自分を強く守ろうと

しているのかもしれません。

 

何か誰かや環境に対して大きな怒りを感じた時、

自分は何を守っているんだろう。。。

そう自分に問いかけてみてください。

  

 

 

自分こそが、自分の人生の創り手

以前、私がゲーム業界で働いていた時に

精神疾患で苦しんだ話は何度か書いてますが…

 

自分をわかってくれない上司や会社に対して

当時、強い怒りの感情がありました。

 

何でもっと社員に優しくしないんだ!

何でこんな無理なスケジュールばかりよこすんだ!

何で理不尽な要求ばかりしてくるのか!

 

 

それで、こんな環境や上司の中なら
体調崩したって仕方ない
こんな期限守れなくても仕方ない

こんな状況だから活躍しにくいんだ!

 

そうやって、

「できない自分」を必死に守ってました。

 

で、そんな時って周囲を攻撃するだけで

自分は何も変わろうとしない。

 

 

もちろん必死に頑張っていたけど

自分のやり方は変えようとしない。

これまで通りにただ上司に文句を言うだけ。

 

自分は変わらずに、周囲だけ文句言って

周囲が変わらなくちゃいけない!変わるべき!

そんなことばかり考えてました。
 

 

勇気があれば、もっと上層部に直接、

現場の話をして具体的な改善策を交渉してもよかった。

 

上司や会社のことをもっともっと理解して

お互いに折り合えるように調整してもよかった。

 

もっと上手くやっている方に相談して

自分にはないやり方を取りいれてもよかった。

 

 

私は何一つ、過去の自分のやり方を

変えようとなんて思ってませんでした。

 

だから、気持ちや感情に支配されてました。

それで結局1年間働けない体になった……

 

 

世界は、自分が変わらなければ何も変わりません。

 

 

自分ばかり守ってても

何一つ状況なんて変わりません。

 

だから、

気持ちのまま、感情のままに生きているのに

何か苦しい、本来の自分を取り戻したい!

そう考えるのであれば……

 
 

感情に流されず、他人の価値観に流されず

自分で考えて考えて考え抜いて、行動すること。

何か一歩、今までと違う自分を創ることです。

 

 

自分で考えられないなら、

信頼できる友人や仲間と話すことです。

自分をさらけ出すことです。

 

もし、それができないなら

私のようなプロのカウンセラーに相談するのもいい。

 

 

最後に、

私の好きなドラマ女王の教室からです。

 

イメージできる?

なにか辛いことがあったとき、あなたたちにできることは、せいぜい目をつぶることくらいじゃない。

でも、目を閉じても、何も問題は消えて無くならないわよ。

目を開けたときに、事態はもっと悪くなっているだけ。

by 「女王の教室」第7話

 

  

自分こそが、

自分の人生の創り手。

 

他人や環境に対して、感情的になっても

世界は何も変わりません。

 

あなた自身が変わることで、

周囲も世界も変わっていきますよ。

きっとね!

 

 

 

コミック版「原因」と「結果」の法則

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