「やりたいこと」が見つからなくて困ってる。
そういう方多いかと思います。
「やりたいこと」って探してもなかなか見つかりません。
やりたいことがなくて困っている方は、
「自分のずーっと続けられる、続けたくなるようなこと」
を探していませんか?
だとしたら、そんなものはなかなか見つかるわけがない。
「やりたいこと」だって、45歳で幕を閉じましたしね。
そもそも、
あなたにとっての「やりたいこと」って、
どんなものならOKなのでしょうか。
・定年まで続けられる仕事ならOK?
・やりがいがあって自分の力が発揮できる仕事ならOK?
・働きやすい職場で、仲間に恵まれている仕事ならOK?
それとも、これら全部かな。
また、
単純に「やりたい」がずーっと続けられる仕事を指してるのかな。
「やりたいこと」って、
いわゆる自己分析的なことをして
探すこともできなくはありません。
でも、有効期限は人に寄りますが、何年かです。
それなのに、何年も「やりたいこと」を探している方も見かけます。
もっと簡単に考えてもいいかなと、私は思ってます。
私は、大学新卒で、希望のゲームプランナーになって
これこそ「やりたいこと」だと思ってたけど……
10年くらい働いたら、
これって本当に「やりたいこと」なのかな~って感じ始めました。
高校時代から、ずっと目指してたことだし、
大好きなタイトルに関わっても、こう感じるのが「やりたいこと」。
だから、ずーっと、この仕事していると思ってました。
でも、有効期間は10年くらいでした。
会社という組織の中で、立場が変わったということもあります。
ゲーム市場もインターネットで大きく変わったということもあります。
まだ、年齢的に社会貢献度の高い仕事に興味を持ち始めたこともあります。
自分も世間も環境も、あたりまえだから変わります。
「やりたいこと」がずーっと同じなんて、かなりレアなんです。
それに実際にやりもせずに、
「やりたいこと」なんてわかりません。
あたりまえなんですけどね。
外から見て面白そうな映画でも
いくら周囲の人が最高の映画と言ったとしても
実際見てみたら、つまらないなんてことありませんか?
同じです。
実際にその仕事をやってみない限り、
いくら外から見て魅力的でも、人から向いてるよ!と言われても、
それが「やりたいこと」かどうかなんてわかりません。
だから、私が勧めるのは、
「やりたいこと」を外から探すのでなく
実際に、チャレンジしてみること。
リスクがあるからチャレンジできない!
そう感じるなら、今、「やりたいこと」が違うだけです。
今、「やりたいこと」は、安定している今の職。
それだけのことなのです。
それを認めちゃえばいい。
その上で、違うと思うなら何かチャレンジしてみればいいです。
とは言いつつ、
「やりたいこと」を事前に探す一つの方法が
わかりやすく東洋経済さんのページにまとまってたので
参考に見てみてくださいね。
こちらに掲載されているライフチャートは、
私もキャリア相談の際にたまに使いますが、
その人の人生が見えてくるので面白いですよ。
やってないことの魅力なんて誰もわかりません。
だから、「やりたいこと」はわからなくて当然。
少しでも「やりたいこと」に近い何かを少しずつでも体験していけるといいよね。
・「やりたいこと」は一生変わらないなんてことは、かなりレア