「仕事のやりがいはあるんだけど、
残業が多すぎるので転職を考えています。」
そんな話を聞きます。
残業時間が多い会社が存在しますが、
それには色々な要因があります。
その中でも、実は大きいのが法律です。
2019年3月現在、
実は、法律上の残業時間の制限がない。
ってご存じでしたか?
これだけブラック企業と騒がれていたにも関わらず
法律上は無制限の残業を許していました。
何かあれば、行政指導はありますが、
何もなければ何も問題にはならない。
だからこそ、これだけ問題になっても
残業の問題がなくならなかったとも言えます。
それが、この春から変わります。
とも言われる「働き方改革」が2019年4月から本格的に始まります。
原則、残業上限は月45時間(1日あたり2時間程度)になります。
例外的に月80時間認められる場合もありますが、
年間6ヶ月までという制限も決まっています。
(中小企業は2020/4より。詳細は上記サイトをご覧ください。)
なので、退職したい理由が、残業が多いが大きい方は、
もしかしたら、今年4月以降は変わってくるかもしれません。
この上限なら変わらないという方も多いでしょうが。。。
残業が尋常でないと悩みを訴える方の多くは、
深夜残業、休日残業があたりまえという方もいます。
月150時間以上残業というのもあたりまえの業界もあるのかなと思います。
私もそれくらいやってた経験ありますしね。
なので、そこまでの残業は原則なくなる予定です。
また、有給休暇を使ったことがない。
そんな方の話も聞きますが、これもなくなりますよ。
10日以上有給休暇をもらっている方は、
年5日分は会社側が責任を持って使わさせる義務が生まれました。
まだ法律が施行されていないのでなんとも言えませんが、
来年4月以降、色々と働き方は大きく変わってきます。
転職したいと思っているのって、どんな理由だったっけ?
退職する前に、ぜひぜひ書き出して確認してみてくださいね。
それを逆にすると、転職理由にもなったりしますよ~♪